「更新は出来るうちにする」。それがあたしのモットー。


最近、Sトーさんに教えてもらった怖い本を読みまくっているんですけどね、ほんとに怖いんですよ。
今までは、まっくらの家の中とかをどしどし平気で歩きまわっていたわけですよ。
それが、「かまいたちの夜2」で完全に出来なくなりました。
「暗闇から『スクナビコナ』とかでっかい蜘蛛が出て来るんだー!こわいー!」とか思っちゃって。
それに追い打ちをかけるかのように、怖い本ですよ。
しかもこの本、フツーの怖い本とちゃいまっせ!おどろおどろしい表現なんてありません。
ただ、淡々と起こったことを書き連ねているだけです。
それどころかその文体は読み易く、上品な感じさえします。
でもその文章の「間」っていうか、静けさに見え隠れするものっていうのが、もう何とも言えない怖さなんですよ。
夜、電気の点いてない部屋に行くじゃないですか。電気を点けるまで真っ暗じゃないですか。
前なら全然平気なんですけど、今じゃもうめちゃめちゃ怖いわけですよ。
で、あたしは電気のヒモを手探りしながら
「あたしは霊感ゼロねんで。あたし怖がらせても何も反応なくて、おもろないよ!!」
と、思わず心の中で唱えているのです。
何故微妙な関西弁なのかというと、その本の多くに関西弁が使われているからです。
あたしの霊感ゼロというのは本当です。
その代わり、勘は鋭い方です。鋭いときがある、っていう感じですかね。
あと運も強い。でもこれはあたしの能力ではないです。
あたし自身の運だけだったら、無鉄砲なあたしはとっくに死んでいるはずだからです。
とにかく、暗いとこがこわくなったいう話です。今までにない本です。
すごいのは、怖がらせるための本ではない、ということです。