さっき、何となくメルマガをチェックしている最中に…、何と!あの岡崎京子の『うたかたの日々』が単行本化
されているのを発見!!!
すごーい!!いつの間に…。
『うたかたの日々』といえば、ボリス・ヴィアン原作で「20世紀で最も悲痛な恋愛小説」といわれている作品
なんだけど、まだ読んでない…(買ってあるんですよ。)
まず、タイトルが良いですよね?『うたかたの日々』なんて、あたしの中のベスト邦題に確実にランキングされて
ますよ!
(ちなみにワースト邦題は『フォレストガンプ〜一期一会』何だよ!一期一会って!もうそういうのつけなくて
いいよ!)
ちょっと前に映画化されましたけど長瀬正敏とか出てるやつで。そのタイトルは『クロエ』っていうんですよね。
ヒロインの子の名前なんだけど、でも絶対『うたかたの日々』の方が良い!
これがcutieで連載されていた頃、6〜7年前だったと思うけど、これが読みたくていつも本屋で立ち読みして
ました(笑)。
買いなよ!って感じですね。もう社会人だったし。
立ち読みしている間もう世界にどっぷり浸ってて。
読み終わると「はぁ〜っ」ってため息つきながら店をあとにしたものです。
店側からすると迷惑極まりないんですけどね!
そんな思い出深い(?)作品が、いよいよ単行本に!
でも岡崎京子って、自分の作品を単行本化するとき、必ず加筆修正するらしいんです。
それで今までずっと単行本化されなかったんだけど、最近も『ヘルタースケルター』が単行本になったし、
どうなんだろう?
こんなこと思いたくないけど、また画が描けるようになったとも思えない。
『うたかたの日々』は彼女自身もかなり思い入れがあって描いていたお話みたいなので、ちゃんと彼女が納得のいく
かたちで出版されていることを願います。
1600円という漫画にしては相当高い値段なんだけど、ランキングでは上位にきてるみたいです。
でもあたしは5000円でも買いますけどね!
ベルばらみたいに特別豪華装丁とかになってくれると、そっちの方が嬉しい…。
そういう感じの話だし。ブルジョワジィな。