こんなに大事なことはそうはないよ

夜、『ファーゴ』を観ました。


ファーゴ [DVD]

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いきなりどうしてそうなったのか…


そういえば、今度のニコラス・ケイジの新作(『NATIONAL TREASURE』)って、絶対つまんなそうだよなあ。
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どうしてあんなのに出るんだろ。やっぱカネですかね。たまにはギャラいっぱい貰える作品にも出ないと、
生活が大変だよね。きっと。
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しかしニコラス・ケイジはすごい役者さんだよなあ。男性の役者の中でいちばん好きかも知れない。
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『救命士』とか、あの人じゃないと絶対ダメ!
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いやいや、スティーブ・ブシェミもかなり好きだよ!ニコラス・ケイジとどっちが好きなのか!?っていうくらい。
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しかし、ブシェミの良さに気が付いたのは『アルマゲドン』なんだよね。あの役良かったなあ。
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そういえば、彼を初めて観た『ファーゴ』では、そんなに良いとは思わなかったんだよね。
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あれ?『ファーゴ』に出てた情けない主人公って、『ER』ではバリバリなお医者さんで出てなかったか!?
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『ER』観てて、何か違和感あったんだよねえ。もしややり手のお医者さんなのか?って感じで。
そんなはずないよね?って。
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ていうか、冬が終わる前に『ファーゴ』観ないと!


といういきさつです。
ニコラス・ケイジ→『ファーゴ』ってわけです。
しつこいようですが、もの凄い佇まいの作品です。あの空気はほんとにすごい。
余りに無計画な誘拐事件。実話だっていうし…。
静かで平坦であるようにみえるが、歩いてみると結構高低がある土地のよう。
ああいう雰囲気の作品ってなかなかないと思う。
しかも、終わり方も完璧!
終わり方がダメ過ぎて、駄作の烙印を押される映画がごまんとあるのに。
ということで、コーエン兄弟の作品では、『ファーゴ』がいちばん好きです。
女性警官役のフランシス・マクドーマンドが良い!しかもアカデミー主演女優賞!
こういう作品で、こういう演技をする俳優さんがメジャーな賞を獲るということは、本当に素晴らしいこと!
カンヌでも賞獲ってるしね。