夢で逢えたら

落ち着いてきたので、久し振りに更新します。


おばあちゃんを、無事におくる事ができました。
微力ながら、あたしも台所のお手伝いなどさせてもらって、色々勉強になりました。
こんなこと書くのはほんとに不謹慎なんだと思うけど、仏教の儀式って、時に非常に滑稽なのではないか
とちょっと思いました。
あと、伯父さんも言ってたけど、お葬式のときがその人の集大成っていうか、人格とか人徳とかが
問われるんですよね。
あの、お金を持たせるんですよね。故人に。三途の川を渡るのに必要だそうで。
ちょっと聞き違ったかも知れないけど渡るのに『六銭』必要なんだそうで、一応業者さんが印刷した六銭を
専用の布の袋に入れて用意してくれてるんですけど、入れたい人はお金を入れても良いそうで(でも火葬の
関係で、1円玉かお札のみとのことです…)、そう聞いた途端、孫子が次々とお金を入れました。
あたしも小額ながら入れさせてもらいましたけど(一応紙のお金です…)、こういうときに「あんな人に
お金なんてもったいないから入れなくていいよ」とかって、誰も入れてくれなかったら悲しいですよね…。
葬送のときなのにそんな仕打ちをされるのは、よっぽどの人なんだろうと思いますけど、あたしも孫たち
にいっぱいお金を入れてもらえる人生を送りたいと思いました。
あたしはよっぽどのことがないと人前では泣きたくない人なんですけど、さすがにギリギリな感じでした。


ひとがしぬ、
ということを考えてみた。