カヒミ・カリィライブ『Muhlifein』@昭和女子大学人見記念講堂

三茶。初めて降りる駅です。何となく、三宿っぽいなぁ、と。でも都内はみんなこんな感じか。
風来坊さんは何度も行った事があるらしく、すいすいと連れて行っていただけました。
少しおして開場。
いつもの物販チェック。イマイチ。
最近はモノも売れないからそんなに色々作らないのかな。
席は端の方でしたけど、かなり前の方で良かったです。
静かな音がしていました。クラシックのコンサートのとき、曲が始まる前のチューニングの音みたいな。
ライブが始まります。
白くて少し高めの椅子にカヒミちゃんがそっと腰掛けます。
相変わらず小さくて細い。
美しく豊かな黒髪が、今の彼女の充実した環境や人生を表しているみたい。
アンビエント(?)な映像と共に、彼女は静かに唄いだす。
あまりに、あまりに静かで心地よくて、あたしってばバカラックのカヴァーまで半分夢の中でした…。
そこから先、少し曲調もポップになったのかな?眠らずに聴いていられました(笑)。
水槽の水を叩いてドラム代わりにしたりと、アルバムの音や雰囲気を再現したライブになりました。
昔の曲はひとつも演らなかったなぁ…。
密かに期待していたのだけれど。やっぱあの流れで昔の曲が出てくると、一気にバランスが崩れちゃうんだろうなぁ。
でも彼女の人生の新しいステージを垣間見た感じがして、とてもすがすがしい気持ちになりました。
ライブの詳細は、風来坊さんのブログで読むことが出来ます(id:huraibou:20070219)。
何年かぶりに見たカヒミちゃんは、すごく「カヒミちゃんらしい」人だった。
自分に素直に生きてるなっていう。
そんな彼女に吸い寄せられ、また彼女も引き寄せられている人たち。
ほんとうに、素敵な空間でした。