秋の行楽?


今日はお友達にご同行いただき、結構な長旅(ドライブ)をしてきました。
あたしがかなり行き当たりばったりなこと、かなり道を間違えることがバレてしまいました。
あたし、いつもそんな感じなんです…ほんとスミマセン。
初めて行く場所に、みんな一発で行けるものなのかしら…。
あたしは必ずといっていいほどどこかで道とか曲がるとことか間違えるので、ちゃんと一発で行ける人は
すごいな〜と思います。


行きに帰りに、お友達と色んなお話をしたよ!
そんな会話をしている中で、思いついたこと(っていうか前々から思っていたこと)を書くよ!


お友達、というものについてです。
ちょっと前、昼間に『14才の母』っていうドラマの再放送をしていました。
再放送のはあんま見られなかったけど、本放送のときは毎週見てました。
で、そのなかでの「お友達」の描かれ方がちょっと…思うところがありました。
14才のヒロインが妊娠してしまうのだけど、その親友の、ヒロインに対する接し方というのが。
初めは「何てバカなことしたの?」みたいな感じで冷たいまなざしでヒロインを見ているのだけど、
そのうち打ち解けて(そのあたりの描写もイマイチなんだけど)、ヒロインを応援するようになるんです。
何かね…なんかそういうのって単純っていうか、『味方になってくれないと友達じゃない』みたいに言ってる
感じがして、あたしはちょっと嫌悪した。
あたしは14才で妊娠するのはやっぱり良くない事だと思うのです。
倫理的にもそうだと思うし、少女の身体的にも、生まれてくる子どもにも…。
あらゆる意味で準備が足りてないっていうか。
それを「賛成」するには余程の心境の変化がないとそうはならないと思うんだ。
あたしは、友達だからこそ「反対」する勇気っていうのもあると思う。
「いつも一緒」「なんでも味方」することだけが友達じゃないと思うんだよね。


デスパレートな妻たち』では、主婦仲間のひとり(ブリー)がアルコール依存症になってしまうんだけど、
その友達(リネット)は、ブリーがゴミ出しに沢山出してるワインの瓶を、ブリーのお家の玄関に並べるの。
「あなたは今辛い状態にあるのかも知れない。でもこのお酒の量は異常よ。」と伝えるために。
そんなリネットをブリーは冷たく見つめる。
リネットは親友の為に、自ら憎まれ役になるのを買って出たのだ。


あたしは、こういう描き方の方がリアルに感じるんだよね。
友達でも、いけないと思ったことはいけないって言う。
それを言わないのは、それこそ友達の為にもならないんじゃないかな。
『14才〜』のヒロインの親友みたいなのも勿論ある程度は必要だと思うんだけど、これは行き過ぎと思う。
こういうのって多分中立なスタンスをとれる、第三者的な視点をもてる、っていう訓練を受けてないと
なかなか難しいデリケートな問題だと思うんだ。
でも、あたしはかっこつける気は更々ないけど、『14才〜』の親友みたいになるんだったら、リネット
みたいになりたい。
普通に嫌われたり憎まれたりするのは勿論ヤなんだけど、そういうのではなく、大好きな友達が
いつかわかってくれるなら、あたしは悪役にでも憎まれ役にでも、喜んでなるよ。