ほんとのこと知りたいだけなのに


こんな記事を見つけた。
刻々と近づくバラエティ番組の終焉…時代はドキュメンタリーへ


2chのスレみたいなんだけど、内容見るとすごく正論ばかりで納得。
民放各社が、バラエティに見切りをつけてドキュメンタリーに移行していくんだって。
もうね、ほんとにね、あたし、毎朝新聞のテレビ欄見ると頭かかえちゃうもんね。
ほんとう〜〜〜に観るものがない。
民放は特に酷い。
バラエティなんか、観てるこっちがバカになっちゃうんじゃないかしら。
クイズ番組もちょっと前は結構「なるほどね」っていう構成だったけど、今は見る影もない。


で、このスレの住人さんたちも言ってるけど、
・この国でまともにドキュメンタリー作れるのはNHKくらいだ
・スポンサーがつく民放に、まともなドキュメンタリーが作れるのか
・ワイプでスタジオの様子が出るのはドキュメンタリーって言わない
・どうせ作るならディスカバリーチャンネルみたいに検証に戦車や機関砲を使え
すごく…正論です。


あとさー、何か民放ってやたら感動させたがるでしょ。
何なの?民放の脳内は「ドキュメンタリー=真実=感動」とかっていう図式になってるわけ?
例えば、NHKのドキュメンタリー観ても感動はしないけど、すごく『勉強になったなぁ』とか
『観て良かった!』って思えるのがいっぱいあります。
『感動する』ということだけに価値観を置くのはほんと勘弁です。
病を扱うにしてもね、…もっとさ、やり方があるっていうもんでしょ?
作れないなら、それこそ外国のドキュメンタリーを輸入した方がよっぽど良いよ。
夜中にやってるドキュメンタリー(日テレかTBS)とか結構良かった気がする。
あと日曜の昼間にフジでやってる1時間モノ。
焦点を当ててる人によってだけど、こじんまりしててあたしは割と好き。
で、上記のスレ内でも度々出てくる『映像の世紀』っていう、NHKの続き物のドキュメンタリーはもの凄い。
まさに「20世紀の人間の歴史」そのもの。
中学生くらいだったら歴史の資料として充分すぎるくらいの内容です。
NHKだったから作れたと思うけど(NHK単独の制作じゃないけど)、あのレベルは民放じゃ絶対無理。


…もうね〜バラエティとかドキュメンタリーとか、そういうジャンルの問題じゃないんじゃないかな。
テレビ業界そのもののレベルの低下だと思う。
民放だと、バラエティでもドキュメンタリーでも大して変わり映えしないんだろうなあ。
まぁでも、くだらないバラエティで埋め尽くされた新聞のテレビ欄に少し風穴が空くだけ良いのかね。