映画のはなし


今日は午前中はスーパーにお買い物。
午後はなんとなくコーヒー飲みながらのんびりと。
案外曇ってたね。


今日観たのは『スラムドック$ミリオネア』なんだけど、もっと前に観た映画のお話から。


マイケル・ムーア監督『シッコ』。
今更ですが。
華氏911』がそんなに好きでなくて(やり過ぎ感が…)今までずるずると。
『シッコ』は良かったです。
アメリカの健康保険制度の酷さを糾弾した作品です。
これは…結構な酷さでした。
よくこんなんでやっていってるなあという感じ。
意外だったのはフランス。
何か色んなことが凄く手厚い。
あたし、フランスって美しいだけで酷い国ってイメージだったのだけど、これを観てあたしの中の
住みたい国ランキングの上位に入りました。
断然住みたくなっちゃった!かなり好感触です。


あたしここに住んでる理由って特に無くて、あるとすれば「引っ越す理由が無いから」っていう感じなので、
理由ができればいつでも引っ越す。
自分や家族が楽しく幸せに暮らせる場所があれば、そこに引っ越すだけ。
あとを継げとか、ここにいなくちゃいけないよとか言われてないし。
あたしは「生まれたところ」とかにそんなに執着が無くて、その時、暮らしている場所が「ふるさと」に
なるんでは、と思ったりします。
しがらみ多そうで大変そう…とか思われているかも知れないけど、あたしは案外自由なんです。


なので、グローバルな話になっちゃうけど、この国がダメになったらいつでも出ます。
フランスは、その候補のひとつですねー(あとはカナダや北欧諸国)。
まあ、日本にお金を貸してる国々が日本を潰させないでしょうけど。
でも、フランスがどうしてそんなに手厚い社会保障ができるのか、理由が映画の中で語られなかったので、
それが知りたかったですね〜。


もうひとつの映画は『ジュノ』。
高校生の女の子が妊娠しちゃう映画です。
ちょっとスタイリッシュな感じ(オープニングとか)なので、オシャレ好きな人とか良いんじゃないですか。
可愛らしい映画でしたよ。
日本はどうして『14才の母』みたいなのしか作れないんだろう…って思った。
ジュノ(主人公の女の子)のボーイフレンド(子どもの父親)が結構良かった。
あたしはああいう人結構すき。
ジュノがそのボーイフレンドに言った、
「あなたは他の人と違ってあたしの(大きくなった)おなかじゃなくて、顔を見てくれるから好き」
というせりふが良かったです。