知りたがり


昨日観た、NHKでやってた爆笑問題の学問の番組、とってもおもしろかった!
その番組の最後で、太田氏が言ってたことにすごく共感しました。


氏は、人と交わりたいというようなことを言っていました。
その人のことを知りたいと。


あたしが人に興味を持つのもまさに同じ理由です。
あたしは、あたしから観た世界、あたしが経験する世界しか生きられない。
『あたしの世界』が球体だとすると、その球体の内側しかあたしは知らない。


他の人は、あたしの観たことの無い風景を観てる。
あたしの生きられない人生を生きてる。
そういうのをすごく知りたいのです。
同じ物体を同時にみている。
あたしからみているその物体と、他の人がみている物体は同じものなのにたぶん違う。
他の人はこれをどうみているのか、あたしは知りたいのです。
これをみて、どう思うのか、感じるのか。
あたしが感じる「この感じ」と、どんな風に違うのか。
それを知りたいな、とおもうのです。


物に対してだけでなく、思想や、習慣、経験、価値観。
全てあたしの中にはないもの。
それはあたしにとって、異質で、奇妙で、へんてこなものに感じられるかも知れない。
でも、あたしはひととおり、受け入れたい。
そのあと、「ん?」と思ってしまうこともあると思うけど。
でも、そういうものごともあるんだ、と、ひととおり受け入れたい。


お話を聞かせてもらおうと思ったとき「どうして?」って聞くと、もしかしたら批判されるのではないかと
相手が身構えて、素直な考えが聞けなくなってしまうといけません。
なので、その時はそうではない旨の前置きをするようにしています。
もし、あたしの「なんで?」が始まったら、もし良かったら、お話を聞かせてもらえるとうれしいです。