師走ですねえ。
これから、年末にかけて休みなく全力疾走です。毎年なんで、慣れてますけど。
やだけど!


ついに、足利銀行がやりました(やられた?)ね。
自己資本比率がマイナスだなんて、いくら計算上の数値とはいえ有り得るのか?と思いますけど。
これじゃ、経営は殆ど破綻してますよね。
しかもこの数値、公開してるんでしょ?よくお客が逃げなかったなあと思いますよ。
あたしだったらこんなんが公開されたら、間違いなく貯金を下ろしに走りますけど。
ていうか、ここんとこの金融不安を考えると、今までのようにひとつの金融機関に全部の預貯金・有価証券を預ける
のは、やはり危険だと思います。
ここで、ほんのちょっと参考程度の金融まめ知識を。
お財布代わりのメインバンクを決めておくのは良いでしょう。
ただし、あくまでも決済性の高い当座性貯金で公共料金等の引き落としに利用するなどに留めておくべきでしょう。
自分の貯金を、すぐ使う用事があるもの、5年〜10年以内に使う可能性があるもの、長期で置いておいても構わない
もの、等に分類し、運用した方が得策でしょう。
すぐ使うものは当然当座性の口座、1年物の定期貯金等にした方が良いでしょう。5年〜10年で使う予定があるもの
は安全性を求めるなら定期貯金、多少リスクはあるものの手軽なミニ株、外貨MMF等で運用する手もあります。
長期において使う予定のないものは、リスクは伴いますが外貨物、株式投資で運用してみるのもひとつの方法だと
思います。
なぜなら、この先20年も30年もデフレが続くわけはない、と考えるからです。
預貯金はデフレの時は強いのですが、インフレに転じた時、預貯金だけでは思ったように収益は上がりません。
証券会社等で販売している投資信託の殆どは、投資の専門家が配当が出るように株式を売り買いします。
しかもそれは1年や2年で利益を上げるのが目標ではありません。
長期の運用で配当をより多く出そうというのが通常です。
現在はデフレで1年や2年では赤になっても、長期になるにつれて次第にインフレに転じた時、預貯金の利息より多い
配当を期待しようというものです。
なので、今はデフレでマーケットも不安定ですがインフレになった時の事を考えると、そういった投資も視野に入れて
みるのも良いかも知れません。
これらのことから、自分の資産運用の方法によって各々の得意分野である金融機関に分けて預ける、という事になり
ます。
ということは、資産の分散にもなりますので金融機関の破綻というような金融リスクの軽減にもつながるわけです。
以上は、あくまでも基本的なことですので参考程度にしておいてほしいのですが、もちろん人生設計、国の景気、
市況、世界情勢、または各金融機関のキャンペーン等を考慮して、まさにひとりひとり違った運用方法のプランが
あります。
様々な角度から見て、自分に合ったプランを立てることが大切だと思います。
こういうのを考えるも、たまにはおもしろいかも知れないですよ!
あたしですか?
あたしは資産分散ができるほど、お金が貯まっていないのが事実です…。