what a beautiful life!

善は急げ!(←ことばそのまんまですね!)ということで、今夜早速観に行きましたよ!
Lost In Translation』。「ネタばらしはしないで!」と言われているので、そういう事は書きませんが
ネタに触れない程度で、あたしの感じた印象を。


あたしはソフィア・コッポラの前作(『ヴァージン・スーサイズ』)がだいすきなので、そういう
先入観のある人です。まあ、監督の擁護派ってわけです。
そういうのナシで、この作品を評価すると「中」くらいですね。(アリで評価すると「中の上」です。)
あと、主演のスカーレット・ヨハンソンがかわいかったです。顔かたちだけでなく、雰囲気とかも。
多分日本人好みの顔立ち。名前もいいよね!
あと、前作の映像がとても写真的だった(とあたしは思う。悪い意味でなく。)のに比べて、
今回はちゃんと映画的っていうか。でも写真的構図でフレームに収まって完璧に仕上がってる
カットとかもあるんだけど。さすが写真家だなって。
今回は、ちゃんと流れができてるって思った。
それから、これはおそらく有名な話なのでご存知の方も多いし、アカデミー賞の授賞式でもそのカットが
出てきてたのでネタばらしにはならないと思うので書きますが、マシュー南が出演してます!!


あたし、映画館で映画を観ておもしろいって思っても、心の中で思うだけで「笑う」という行為に
至らないんだけど(家で観てると笑える)この作品は、観ていて思わずくすくす笑っちゃったシーンがいくつか。
でもこれはネタばらしになっちゃうから言えない!
「日本がおかしな国に描かれすぎている」という意見もあるみたいですが、あたしはそんなことは無いと
思いました。事前にそういうのを見聞きしていたので、どんなにカルトな国になっちゃってるんだろう
と思いましたが、全然でしたよ。
多分そういう意見の人は外国人と日本の文化や生活のギャップが、実際は描かれている程ではない、
みたいなことを言ってるのかも知れないけど、そういうことならこっちの方がすごいですよ。
(そして多分こちらの方が、ギャップに関しては正しく描かれているような気がする…)
ドイツの映画 『MON-ZEN』→http://www.kinejun.com/mon-zen/top/index.html


興味を持たれた方は、お早めにどうぞ。あたしは土曜のレイトショーで観たんですが、
動員はかなり少なかったです…(泣)。渋谷の初日とか凄かったらしいですけど。
ちなみに『Dawn of the Dead』は満席でした。さすが…。


余談ですが、この『Lost In Translation』のシークレットサイト(国内盤サントラを買うとアクセスできる。)
が、オフィシャルサイトなのにあまりに作品を軽んじていたので、書き込みしてけしかけたのは、
何を隠そうこのあたしです!!
それ以来、各種イベントや、賞のノミネート・受賞等の情報が頻繁にアップされるようになりました。
こんなに愛すべき映画なのに、扱いがひどくて、ひどい!って思ったのです。
で、結論は、あたしは観に行って良かったと思いましたよ。映画館で笑えた初の作品でもありますし(笑)。
だいすきな東京や、ホテル生活がたくさん描かれていていいなー、って思いました。
非日常な感じが、この作品の良いところかな、って感じました。