Final Distance

今朝、出勤の準備をしていたら、カッコーの声が聞こえてきました。
こんなとこで珍しいなーと思って、思わずテレビの音を消して聞いていました。
しばらく鳴いていました。
カッコーの声って良く響くんですねー!伸びがあるというか。聞いていて不思議な感じがしました。
こんな平地の住宅地が、森の中みたいに感じました。
なんかいいな〜って。
こころの中が洗われるようでした。


先日、夜ネットをしていたら、BSで『ミザリー』をやっていたのを偶然見まして。
見始めたら、止まらないんです!
寝なきゃダメだー!って思いつつ、結局最後まで観てしまいました…。
もうほんと、目が離せない、って感じで。
何度も何度も観てるはずなんだけど。
多分、ほんとうに楽しめる映画っていうのは、こういう作品のことをいうんだなーと思いました。
ものすごい緊張感とテンション、あとは役者の演技力(キャシー・ベイツが本当にすごいよね!)とか、
そういう色んなものが相まってあの異常な空間が出来上がってるのだと思う。
ちょっと前まで、こういう良い映画ってたくさんあったような気がするんだけど、
最近は作品内の空気が閑散としたものが多いというか、『ミザリー』に見られるような、
凝縮された、密度の濃い世界が感じられるような作品が本当に少なくなったと思います。
おもしろい、というのとは別で。
今、ちょっと具体的に思いつかないけど、'80年代にそういうのが多く作られていた感じがします。
最新作を観るのもすごく楽しいですが、少し前の作品を思いついたように観るのも良いなー、と思います。