unplugged

タンポポのDVD、絶対買います!


今夜の報道ステーションで『酒鬼薔薇聖斗』のことをやっていました。
あたしには「忘れられない瞬間」がいくつかあって、その時のことを思い出すと、
あたしのなかにある映写機が、その時そのまんまをそっくり映し出します。鮮明な「記録」として。
この事件もその中のひとつです。
第一報を聞いたのは、職場の食堂でお昼を食べていたとき。
お昼のニュースの真っ最中に、アナウンサーが速報で伝えた。
児童の頭部が、学校の校門にのせられていた、と。
あたしはすぐにそれが理解できなくて、「え?なに?頭部って?なに?なんで?」
って混乱してて、
一緒にお昼を食べていた課長は「ええ〜??」と奇妙な声を上げた。


その後、新聞に『声明文』が載った。
その紙面に釘付けになった。
オリジナルの、そのままが載っていた。
かくかくした赤い文字と、風車のようなしるしに戦慄をおぼえた。
文面はそんなに印象に残っていないから、ありきたりのものに感じたのだと思う。
でも、とにかく怖かった。
子どもの頭部、赤い文字、風車のしるし。得体の知れないものが怖かった。


夜のNHKで、トップニュースだった。
容疑者は中学生だという。
あたしは、奥の部屋にいたお母さんに「捕まったって。中学生だって。」と声を張った。
起こってしまったんだ、と思った。


夕方、ラズベリーが少しだけしおれてしまっていた!
これからはもっと水をたくさんあげなきゃだなー、と思った。