Scientist

いやー、いくらなんでもそろそろ『新耳袋』の新しいのが出ても良いはずだよ!と、急に思いついて検索したら、
ビンゴ!発売日当日、もしくは2,3日の誤差で発刊情報をキャッチしました。
ああ〜、やっぱりあたしの勘ってスルド過ぎ…。
と、いうわけで、いつもだったらamazonとか使っておウチに届けてもらうんですけど
買えると知っては、じっとなんかして居られない!
昨日、ちょっと早起きして早速本屋さんへ買いに行きました。
1年振りの新刊!わくわくして家に帰り、早速読みました。
そういえばあたし、こんな風にがっついて読む書籍ってエヴァの漫画版と、この『新耳袋』シリーズくらいだなあ…。
ちょっち解説しますと、この『新耳袋』という本は、説明のつかない不思議なお話を1巻に99話収録してある
というものです。あたしが昨日買った新しいのは9巻です。
「不思議な話」というのは、所謂霊的なものも勿論含まれますし、それ以外にも、とにかく「説明のしようがない」話
というのもあります。
伝承的な話も有り、教訓的な話も有り、目出たい話も有り…。
人が実際に体験した話や、人から伝え聞いた話を取材して収録してあるのです。
しかもそれを他のオカルト本みたいに、おどろおどろしく、わざとらしく語るのではなく
あくまでも淡々と語っているのがこの本のすごいところです。
不思議話がお好きな方は勿論、「読み物」としても充分読み応えがありますので、文芸本を好む方にもオススメです!
そんな『新耳袋』、今回もすごい話が盛り沢山でした!
あたし的には8巻がちょっとテンション下がったかな?って感じだったので、ちょっと心配していたのですが
今回は安心して読み進めることが出来ました。
しかし、あとがきを読むと、次巻が最終巻とのこと!!!
いやーーー!!!もっと読みたい〜!もっと読みたい〜!(じたばた)


あ、ちなみにどうして1巻に99話収録という、中途半端な話数なのかというと、
一晩に怖い話を100話語ると、もっと怖いことが起こるからだそうです。
実際にそういう遊びが平安時代(?)とかに流行ったらしくて、色々血生臭いことが起こったのだそうです。
だから99で止めてあるそうです。