love like crazy

防災の日」だそうですよ。(3日前)
我々は平和ボケが過ぎて、危機感が足りない!当然、あたしも然り。
最近、やんわりと、漠然とした危機感が、満ち潮の如くやってくるんですよ。
なので、今日の日記で書きたいと思います。
いつまたこのパソコンがトラブって、全てのメールをロストするとも限りませんから…。
お待たせしました。
以前ギョーカイ人のコラムというのを載せましたが、その第2弾です。
あの、高飛車エディターの…。



今回は、編集部のきれいなお姉さんとして名高いKEIさん。
みんなが認める「美人」を夢中にさせたカレがやってしまった、NGなホテルマナーって?


・・・……………………………………>> 好きだから許せない「ホテルマナー」


「日本一の夜景を見にいこう」


私の誕生日。
いま思うと、恥ずかしいぐらいキザな台詞なんだけど、そう誘われたときにはクラっとしたのを覚えてる。
それは客室もレストランも地上200m以上の空の下にある、『横浜ロイヤルパークホテル』。
大観覧車やベイブリッジ眼下に見下ろす、星屑を散りばめたような夜景に涙が出そうなほど感動して、
こんなにステキな時間をプレゼントしてくれたカレをもっともっと好きになるだろうなって確信した。
仕事ができて、頭が良くて、お金があって、オシャレで、話題も豊富で、とにかくすべてが完璧だった
9つ年上のカレ。それだけ完璧な男なわけだから当然女の噂にも事欠かなくて、ようやく与えられた
ポジションは恋人未満のガールフレンド。
切なかったけれど、一緒にいられるならそれでもいいと思えるぐらい夢中になった恋は、あれが最初で最後。


でも、恋というのは不思議なもので。まさかその翌朝、エンディングを迎えることになるなんて。
それはカレがホテルにあるアメニティやルームスリッパをお持ち帰り(!)しようとするのを見てしまった瞬間。
これが長年付き合った恋人なら普通だったのかもしれない。でも、ひたすら憧れつづけたカレだからこそ、
ホテルのアメニティはスマートに使いこなして欲しかった!
おかげで私の恋心はそれはもう驚くほどのスピードであっさりと冷めていって…。
もちろんカレとはそれっきり。あたしが離れた理由をカレは今でも知らないままだろう。


あれから4年。カレの顔も声もぼんやりとしか思い出せなくなったのに、あの日の横浜の夜景だけが
今でもはっきりと記憶に残っているのは、なんだかロマンチックな感じ。
こんな、せつなくて笑える誕生日も悪くないのかもしれない。



*前回のコラムは、当ダイアリー6/10をご覧ください*
何かもうそんなんいいじゃん!ってあたしは思うんですけど…。
前のコラムの時も思ったけど、そーゆー、姑のような細かいこと言ってるからオバハンなんだっつーの!
「スマートに使いこなして欲しかった!」って、『!』をつける程のもんかい!
第一、あんな使い捨てのアメニティをスマートに使いこなす、ってどういうことを言うのよ!?
あたしは、その彼はそこら辺にいる成金なんかじゃなくて、「代々からのお金持ち」とみたね。
あたし、親戚にお金持ちが結構居るけど、その人達がどうやってその地位を保っているかというと、
収入が多いのはもちろんなんだけど、早い話が「ケチ」なんですよね。
彼らは、色んなところで常にお金を出さないで済むように算段していますよ。
そしてお金を出さない方法を、「血」が知っているんですよ。
我々一般人のように余計なところでバンバンお金を出していたら、どんなに収入が多くても底を尽きますって。
よってこの彼は、「お金持ちだからといって、油断していてはいけない。節約できるところは節約せよ。」
という代々の掟を、普通に守っているだけなのではないかと想定します。
だって、みんなが認めるお金持ちが、ホテルのアメニティを持ち帰る必要は、どこにもないんですからね。
しかし、ちゃんとガールフレンドを高いホテルに誘ったりするなんて、気が利くお金持ちですよね。
ただのお金持ちじゃなくて、そうやって人付き合いにちゃんとお金が出せる人は、ほんとに立派だと思う。
ケチが過ぎて、お金はいっぱいあるのにそういうのにお金を使えない人はいっぱい居ますから…。
そしてお金持ちっていうのは、とっても大らかな人が多いです。
それを「割り勘なんて絶対許せない」(←友達)とか、「あ、お持ち帰りしてる!!」とか、そういうことに
こだわるのは、その人自身が身も心もビンボーな証拠だと思うんですよね。
身はともかく、心がビンボーな人と一緒になるとは到底思えないんですけど。
このKEIさんは、どーにかこーにかお金持ちをゲットしようと躍起になっているご様子ですが、
そんなことが目に付いて気になるようでは、例えお金持ちと一緒になったとしても、やっていけないですよ。
一見優雅に見えるリッチライフも、中に入ってみれば意外とそのお財布は締まっていると思いますよ。
成金は、にわかに沢山のお金が入ってきて浮かれモードなので、節約という事はしません。
節約するお金持ちというのは代々からのお金持ち=「本当のお金持ち」なのです。
この人が望むのは成金タイプの生活でしょうけど、成り上がりが早いのと同様に、落ちぶれるのも早いかも、
というリスクもゼロではないんですよね。まあ、がんばってよ、って感じですけどね。
「『愛』の対義語は『憎しみ』ではなく『無関心』だ」は、マザー・テレサの言葉だけど、
こんなことばっか言ってると、誕生日に誰も誘ってくれなくなるよ!
ていうかもう既に、ひとりぼっちの誕生日感がひしひしと伝わる、ラスト3行ですけど…。
しかも、当時何歳だったか知らないけど、今日び9つ年上だったらかなりオッサンになっている
はずですから!残念!!


しかし、女の人って、男の人が思ってるほど昔付き合ってた人を懐かしんだりすることって、あんまり
無いように思うんですけど。
男の人はかなりセンチメンタルな感情と共に思い出したりするみたいだけど、そこまで女の人は思い入れて
思い出したりしない人が多いですよ。友達とかもそうだけど。
だから、多分「あいつもたまには俺のことを思い出したりするかなあ。」とかって思っていても、
女の人の方ははっきり言って、そんな風に思い出すことは殆どありませんよね。
そういう女の人はかなり多いです。
…男の人のロマンチックな気持ちをぶち壊してみました。


ちなみにこのコラムですが、その後は違う人のばっかりで、彼女のコラムは依然配信されず、です。
みんな期待してるのにね〜!やっぱ、このいさぎよい書きっぷりが仇となったか…。