Bowling for...

大人のツラをした未熟な人間のせいで、たくさんの子ども達が被害者になっています。
先に死刑が執行された事件、幼いけなげな兄弟が殺害された事件、同級生を刺殺してしまった事件。
特に、被害者ヅラの大人が記者会見している事例では、本当に腹が立つ。
誰のせいでこんなことになったんだよ。
自分の子どもが同居人に虐待されてるのに、放っておいたのは誰?
妻に先立たれたその悲しみや、大人の男の仕事の辛さを、幼い女の子が受け止めきれると思う?
そのしわ寄せが彼女のストレスになって、友達に辛く当たるようなことにつながってなかった?
どうして自分の子どもくらい、守ってやれないのよ。
全部、自分のことしか考えていない、勝手なモノのせいで起きた悲劇です。
今更何を言ってもあとの祭りです。遅すぎます。言い訳にもならない。


今夜はテレ東でやってた『ボーリング・フォー・コロンバイン』を観ました。
映画館でもDVDでも観たけど、ほんと何度観ても飽きないですよね!
今夜のは吹き替えだったから、ちょっと感じが違ったけど…。
あたしの好きな、っていうか、いつもものすごい集中力で観てしまうのは、ツインタワーに飛行機が
突っ込んでいくシーンと、コロンバイン高校での乱射事件の実際の音声と映像のところです。
飛行機のは…いつ観ても反射運動のように、そのシーンが映ったとたんに涙がボロボロっと出てきてしまいます。
何でだか、自分でもわからないんですけど。
乱射事件のところって、ものすごい緊張感ですよね。一瞬たりとも目が離せないくらい。
あの緊張感で何分ももたせられるのがすごいと思う。
事実を映したシーンが、結局いちばん印象が強いんですよね。
あと、構成も良いですよね。わかりやすい。
そういえば、テレ東土曜の深夜に『アホでマヌケなアメリカ白人』をやっていました。
シリーズで毎週やってるみたいです。とりあえず、見るとおもしろいです!
マイケル・ムーアみたいな人が日本にも現れると良いんですが…。