Harald Stumpke

職場のOさんは言った。
「何か、まだ始まったばっかりで良くわかんないんだけど、今回のNHKのドラマってつまんない。」
・・・!!そうか!
あたしとこの人は、センスが真逆なんだ!やっとわかりました!
どっちがセンス悪くて、どっちが良い、っていうんじゃなくて、ただ真逆なんですよ。
まあ、今回のこのシリーズも、当然特別おもしろい訳はないんだけど、『天花』よりはましな感じは
伝わってくるんですけどねえ。
こういう人に、是非ラース・フォン・トリアー監督の作品とか、がっつり観て欲しいですよ…。
特に『ダンサー・イン・ザ・ダーク』とか。どんな風に観たのか、聞いてみたい気もしますね。
ていうか、ああいう人の眼から、このような作品はどんな風に見えるのか、どんな風に感じるのかっていうのを
知りたいですね。
あたしは、色んな映画とかドラマに対しての耐性というものが出来てると自分では思っているので、
相当キてる作品でない限り大概対応出来るつもりでいるんだけど、そういうのに耐性がない人が
いきなりすごい作品を観た場合にそれをどう解釈し、どう消化し、その人の考え方や人生にどのような
影響があるのか、若しくは無いのかっていうのにすごく興味がありますね。
まあでもプライベートに踏み込むと色々面倒なので(笑)、この人にこういう試みはまずしませんが。


日曜日のお芝居の話。
バンドのライブで言うと、対バン、っていう言い方が合っているかどうか。
4つの劇団(劇団(仮)、stage WOW、劇団ユニットかまぼこ、天福星)の短編でした。
普段はひとつの劇団の公演っていうのが殆どなので、色んな劇団の違った味が観られたので、おもしろい
企画だと思いました。
ほんと、いつもお芝居を観るたびに思うんですけど、人が自分の身体を使って表現するって凄いなあって。
自分が人を感動させるってどんな感じかなあって、思うんですよね。


あ、『こっこちゃんとしげるくん』(Cocco岸田繁)はなかなか良さそうですね。