The Speckled Band

今日は、職場の健康診断でした。
行く前から、何だかイヤな予感がしていたんですよ…。体調がまだ完全に回復していないので。
「寒いなあ…」と思いつつ、ひと通り順調に終わろうとしていました。
聴力検査の後は、メインイベント(?)の採血です。
聴力検査を待っているときから、採血の係の人で、気になる人が。
「何かあの人、気になる…。」と思っていたら、その人に採血してもらうことに。
まあいつものことなんですけど、あたしは血管が細いようで、腕をばしばし叩かれたり、こすられたり、
蒸しタオルで暖められたりするのはしょっちゅうなのですが、今回もそんな感じでした。
左腕からは採れなさそうだったらしく、右腕から採ろうとして針を刺すも採れず(泣)、何と右手の甲から
採りましょうと言う!!
この時点で既に心の中で号泣なんですけど、まあ我慢して「見なければ平気、見なければ平気…」
と繰り返していました。
で、係の人があたしの手の甲に針を刺しました。
どうも採れている様子が無く、あたしは思わず見てしまいました。
手の甲に刺すときに使う針って、何か、弁っていうか、水色のつまめるヒレみたいのがついてるんですよね。
それを見たら、目が離せなくなって、「ちょうちょみたいだなあ…」等と思っていたら、係の人が
「ごめんなさい。針抜きますね〜。(=採血できなかった)」と言いました。
それを聞いた途端、張り詰めていたモノが切れて、目の前がちかちかしてきて、呼吸が苦しくなってきました。
やっと「すみません…気分が悪いんですけど…」ってやっと言って、その後は肩で息をするような呼吸しか
出来なくなりました。
そこからちょっとわからなくなったんですけど、どうも気を失ったらしいです。
そう言われれば何だか運動会のようなせわしい夢を、どのくらいの時間かわかりませんがみていました。
でもすぐに周りが騒がしいので、気が付いたという感じでした。
遠くで、色んな人の声を聞いた気がしました。
後で看護婦さん(?)が「ぐっすり眠ったみたいになってたよ。」って言ったので、「ああ…夢を見ていた様な
気がします。」と言ったら「そうでしょう。そのまま寝かせてしまうと良くないので(!!)、顔をばしばし
叩いちゃった。ごめんね。」って言ってました。あたしは全然わからなかったんですけど…。
その場にいた先輩は、「顔だけじゃなくて、色んなとこ叩かれてたよ!」って言ってました(笑)。
しばらく寝かされて、温かいお茶をもらって、やっと立てるようになったので、再度採血。
今度はちゃんと採れたみたいです。
以前も気を失うほどではないけれど、採血のときに気分が悪くなるときは何度かあるんですが、
共通しているのは採血の時間が長ければ、それに比例して気分が悪くなる度合いも高まる、という事です。
時間が短ければ、何も考えずに終わってしまいますから。
しかし辛かった…。横になっているとき、しばらく両手がしびれてました。
おまけに「金曜日も、男の子が具合悪くなってたよ。今回で2人目だね。」って、係の人同士で話をしていたの
ですが、その男の子というのは、あたしと同じ支店の後輩です…。
ウチの支店、ひ弱過ぎ…。