くろいけむり しろいけむり

あたしはローマ教皇が亡くなったのを、昨日の夜おそくに知りました。
そうかー…。


それで、日曜日のつづきです。
『モンスター』を観終わって、ホールを出ました。
そして、ビブレのムジに行きました。
お友達が居ましたので、あたしは、自転車が買いたいと言ったら、自転車のカタログをくれました。
春休みで、休日だったのでとても忙しそうでしたが、少しお話できて良かったです。
自転車買いますよ〜!
ビブレを出て、フレッシュネスバーガーで腹ごしらえをして、次の映画『茶の味』を観に、またホールへ
向かいました。


ちょっと早いかな?と思って会場に着くと、もうすごい並んでて、びっくりしました。
基本的には邦画が人気があるんですけど、更に人気がある作品だと、ほんと入れない人もいるようで。
今回も、空席があるかないか位だったんじゃないかしら。
それで『茶の味』ですが、映像的にはそんなに奇抜な感じはしませんでした。
出演者の力量でもってる作品だなあと思いました。
さっちゃんという女の子がすっごくかわいくて、おもしろかったです。
ちいさい子ってあんな感じだなあ(ひとりごとをぼつぼつ言ったり、勝手にどこかへ歩いてってしまったり)
って思いました。
さっちゃんが主演の、番外編を作って欲しいくらいです!
ちなみにあたしは、逆上がりは初めての一発で出来た気がします。
小さ過ぎて憶えてないんですが。逆上がりの練習というものをした憶えがない…。
保育園の鉄棒で、ぐるぐる何回も逆上がりした記憶があるだけです。
それから思ったのは、やっぱり日本の映画は長い!ということです。
もうちょっと短くてもいいんじゃないかなあ。
あ、それからこれは大事なこと。
この作品は自然の音がたくさん聞こえて、すごく心地よかったです。
風の音、川の音、虫の音。
あたしは、住むのは都会が良いですが、一週間くらいこんな田舎で過ごしてみたいなあと思わせるような
風景がいっぱいでした。
田舎の暮らしがうんざりなのは分かり切ってるあたしですが、それでも、過ごしてみたいと思わせるものが
あったのです。
あんな田舎の道を走ってみたいなあって。自転車でなく、足で。
あたしは中学のとき陸上部でした。
ただ走っているときの「無」な感じが好きだった。
走るのは嫌いだったけど(息が切れたり、疲れるから)走ってる最中の、何も無い感じが好きでした。
ざっざっと土を蹴る音と、耳元で風を切るぶんぶんという音だけのせかい。
視界は有って無いようなもの。ただ前に前に足を運ぶだけ。
茶の味』を観て、こんなところでなら、久し振りに走ってみたいなあと思いました。