おまえさん ええ加減にしときや

実は昨夜はお母さんが旅行に行ってまして、プチひとり暮らしだったのです。
防犯上、事後報告。乙女のお留守番は危険がいっぱいだもんね!


今日は朝からお洗濯やら、掃除機かけやら。
お母さんが居ない方が、何故か仕事がぐんぐん進む。自分のペースで進められるからかなぁ。
あたし絶対ひとり暮らしに向いてるんだけど、別にしないよ。
今住んでるとこで、用が足りるもん。割と便利な立地でして。
ひとり暮らしも大変だと思うけど、一戸建てを切り盛りしてくのだって、結構大変なんだよ!
掃除するとこはいっぱいいっぱいあるし、実母とはいえ、女がふたりだから台所が面倒くさいし。
(ひとつの台所に女がふたり居ると大変だっていう意味がやっとわかったよ!!)
まあ、若いうちの苦労は買ってでもしろというから、良いことですよ。
こんな歳で、マイホームを持つということの苦労がタダで勉強できるわけですよ。ほんとに有難いことです。


夕方からは『TAKESHIS'』を観に行きました。
女の人が安い日だったし、今度の金曜で終わっちゃうからです。
★★★☆☆
星3つです。
あたしは、京野ことみがすごく良かった!
ていうかあたし、最後のスタッフロールを見るまで中島朋子だと思ってたんですよね。
芸風変わったのかなぁ、って。
何か柔らかい感じになったなぁ、と思いながら見てたんですよー。
別人だったんですね…。
売れっ子の方のたけしの横で、度々たけしを見る感じが自然ですごく良くて。
ああいう女性を、男の人は隣に置きたがるんだなぁって。ヤな意味じゃなくて。
で、全体的には反復とカットアップの繰り返しとか多くて、わかんなくなっちいそうなんだけど、
そんなにごちゃごちゃしているわけでもないんですよね。
きっと構成と演出がちゃんとしてるからだと思う。
何か、日本映画ってストーリーにすごく頼ってて、『間』っていうか、ストーリーで補えないすき間みたいなものを
余り重視してない気がして、特に最近は泣かそうとする話が多いので余計そう感じるのかも知れない。
でも、この作品はそういうストーリー偏重主義ではないので、メジャーな日本映画の中では新しいスタイルを
とっていると思う。
ヨーロッパでウケたっていうのもわかる気がします。
しかも結構説得力があるので、結局どういう話なのか「?」でも、これはこういうものなんだ、っていう。
デヴィッド・リンチの作品のような。
わけのわからない映画を撮るのは簡単だけど、それで観客を納得させるのは、才能の成せる業。
怖かったのは銃声ですね。血は『座頭市』ほどでは無かったです。
珍しく、観ながら色々考えました。おもしろいほうだと思いましたよ。