ハイリスクに魅入られてしまった人々

ホリエモンオジャマモンのことでマスコミはもちきり。
要するに、どちらも「お金に取り憑かれた人の悲劇」だ。
そして本当に悲劇なのは、当の本人ではなく、計らずもそのマネーゲーム耐震偽装のことだって、結局は
マネーゲームだよね。)に関わる事になってしまった人々だ。
昨年末、ついに日経平均が1万6千円台になって、ミニバブルの到来を予感させていた頃、イベントで
お友達になった子(投資に興味があるそうです)と「完全に出遅れてしまいましたねぇ…。」
って言ってたんだけど、出遅れて良かったのかも。結果論だけど。
時間がある程度自由になってるから、もし証券会社の口座でも開設してたなら、ライブドア株を買っていない
とは断言できない。
だって単価安いんだもん!
こないだNHKを観てたら、ライブドア株や関連株で、600万(預金の殆ど)が全部パーになって、更に200万
借金しそうだ、という個人投資家の人の話が出ていた。
例のジェイコム株で22億の収益を出した人も、一日で3億の損失が出たと言っていた。
心配で夜も寝られないとか、そういう話が、各社ブログに溢れかえっているのだという。
あたしも投資には非常に興味があるんだけど、こういうのを見聞きするとさすがに萎えるよ。
テレビで、証券関係のコメンテーターが言ってたけど、「得する人が居るウラでは、必ず損してる人が居ますからね。」
人間の全ての活動も然り。


朝、新聞を読んでいたらケイスケさんのサイト『溺詩』の単行本の広告が、バーン!って出ててびっくりした!
ケイスケさんとはイベントのときに二言三言話したことがあるだけ(ていうか、余りあたしの話にのってくれない)
なんだけど、こんな全国紙(ちなみに読売新聞です)にデカデカと出てるとびっくりしちゃうよね!
だって、同じ出版社の出版物の中で、一番大きいサイズの広告なのよ。
書き下ろし官能バイオレンス(官能!?)よりも、手づくりコスメ本(正直こっちの方が気になる…)よりも、
ドラマ化されてる本(「男が泣ける」10冊に入ってるらしい)よりも、角田光代さん(直木賞作家!!!)の本
よりも、大きい扱いなんだよ。
近所に住んでるお友達が、スマステのカタカナフォントをデザインした人なんだけど、それをテレビで観たりする
のと似た感じがしました。
不思議な感じ。分身をみてるみたいな。