発掘

今日は、あまりにもウチの庭(兼畑)が草ですごいので、親戚のおじさん・おばさん達が草退治に来てくれました。
庭にあたる部分はだいぶきれいになりました。
畑部分はあと三分の二くらい。
すごく疲れた…。
そして事件(?)は起こったのです!
あたしは、鍬の半分くらいの大きさの農機具(名前がわからない…「あさがき」?)で、畑の草をけずっていました。
表面だけ削いでも根の部分が残ってしまうので、ざくざくと軽く浅く掘るような感じで草を排除していました。
すると、ガツッと何か硬いものにぶつかりました。
石とかじゃがいもの取り残しかなぁと思ってのっかってる土を取り除いてみました。
何か平べったい…。手にとってひっくり返すと、白っぽい…これって…。
何と、亀さんの甲羅だったのです!!
ええーー、何でこんなとこに亀さんがー!?
こわい…生きてるのかな?死んでるのかな?と思って甲羅の隙間から覗き込んでみました。
正面から奥を見ると、ハナの穴らしき穴がふたつ見えました…。
横から見ると足の爪がちょっとだけハミ出していたので、突っつくと、何か弾力がある感じ。
生きてるの?死んじゃってるの?わからないのです。亀さんの死んだのって見たことないし。
「亀が出てきた!」っておじさんおばさんに言ったら、すごくびっくりしていました。
おじさんが「水につけてみろ」って言うので、たらいに水を入れて、そこに浸してみました。
全然出てくる気配無し。やっぱ死んじゃってるのかな…。
そのままにして、しばらくおじさんおばさんと話をしていました。
ふと、たらいを見たら、亀さんが首を伸ばしてる!
「あっ、生きてるよ!」って言って騒いだら、すぐに首をひっこめちゃいました。
良かった〜生きてた〜。
あたしは、この亀さんを飼おうかと考えているのです。
でもまだ警戒心が強くて、近づくと首と手足を引っ込めようとします。
少しは慣れたみたいだけど…。
もしいつまでも慣れないでいるようなら、あきらめて畑に戻してやろうかな。餌食べないと可哀想だよね。
亀さんを飼っているお友達にメールしたら、どんな種類なのかを調べることから始めるみたい。
さっきちょっとネットで見てみたんだけど、確かじゃないんだけど、もしかしたら『クサガメ』っていう種類
かも知れない…。
もう多分おとなの亀さんなんじゃないかな。甲羅は小判型で、長さは15センチくらいあります。
畑から亀さんが出てくるなんて、ほんとびっくりしました。
ウチの付近って夏になるとよく洪水になるので(水はけが悪いのです。市が何度工事してもダメなんです。
欠陥工事です。)、そのとき逃げ出した亀さんが、ウチの畑を気に入ってくれたのかな。
土の中にいたので、冬眠してたのかな。
すやすや眠っていたところに、ざくざく何か大きなものがやって来て、掘り起こされて、こわかったろうに。
慣れてくれると嬉しいな。亀さん。