大人は判ってくれない

今日は寒かったけど、引き続き片付けしたり、市役所へ行ったり…。
朝、曇ってたから洗濯しなかったら、昼頃になって晴れてるの!なんだよ〜。


つい最近、子どもの受難を見た。
夕方のニュースを見ていたら、『豪華な七五三』というのをやっていました。
どこか地方の風習みたいなので、そこでは七五三は派手にやるようでした。
派手とか豪華って言っても、都会的な、どこかの高級ホテルで芸能人を司会に呼ぶとか、そういうハイソな感じ
ではなくて、式場みたいなとこでするんだけど、何か昔の結婚式みたいな、ただとりあえずお金だけかかってる
って感じのものでした。
色んな費用を合わせて250万もかけたらしいんだけど、こんなのおじい・おばあの世代の援助がなければ絶対無理
だから、だんだん無くなっていくだろうね。
そんなんにかけるんだったら、その子の教育費にでもした方がなんぼかマシかと思うけど。
子どもの両親は「そこまでやらなくても…」っていうニュアンスっぽかったけど、おじい・おばあに押し切られ
たんだろうなあ。可哀想に…。
まあ、その土地の昔からの習慣なんだろうけど、そういうの出来る人ならいいけど生活費まで削ってするように
なってくると、考えものだよね。
少子化にも拍車が掛かるってもんだよ。
で、あたしは「あーあー、こんなにお金掛けちゃってなぁ。バブルかよ!」とかって思って見てたんです。
主役の七五三の子は女の子だったんだけど、その式で披露する予定のタッキー&翼を一生懸命練習していました。
式ではお色直しとかもちゃんとあってびっくりしたんだけど、ここで大ハプニングが!!!
何と、歌う予定だったタキツバが、式場のカラオケに入っていない!!
可哀想にその子、ボー然となっちゃって、お母さんには「いいじゃん、童謡歌えば」とか言われちゃってるし、
結局ボー然となったまま『どんぐりころころ』を歌わされていました。
あたしはすっっっっっっごい可哀想だと思ったよ!!!
何だよ、こいつら!←その子の親に対して。
キレイな晴れ着を着たり、お姫さまみたいなドレスを着たりして、かなりハイテンションになっているところに
これですよ。
もうこの子には、このまま大人不信になって欲しいですね。
そうなんだよ、大人は子どもの味方じゃ、絶対ない!!
いつでも隙あらば、ウチら子どもたちを陥れようと、機会を伺っているんだ!
ていうかさぁ、親御さんはさぁ、家で可愛い我が子がこの日の為に一生懸命タキツバ練習してるの見てんでしょ?
事前に式場に問い合わせるとか、念のため家からCD持って来ておくくらいの準備はしてもいいんじゃない?
もうタキツバとかはどうでもいいんだよね、彼らにとって。
『どんぐりころころ』じゃダメなんですよ。その子はタキツバが歌いたかったんですよ。
子どもに立派な七五三をあげてあげれば、子どもがタキツバ好きだろうが何だろうが、どうでもいい訳ですよね。
そういう風に見られても仕方ないですよね、これを見てると。
ほんとひどいなぁ。トラウマになったらどうするんだ。あたしだったら一生忘れないよ。
で、式の最後には万歳とかしちゃってさ。
『終わりよければ全てよし』で済むと思ってんの!?
子どもだからって、すごいいい加減にしてるって思った!お金掛ければいいってもんじゃないよ、ほんと!
言い逃れは出来ないよ、これは。もっと気をつけていれば回避できるアクシデントだもん。
しかもさぁ、今どきタキツバ入ってない式場って何よ!?
こんなんだったら、お金なんて掛けなくても家でお祝いした方が良かったんじゃない?タキツバ歌えるし。
あたしこれ見てほんとに頭きた!
いつまでも大人って子どもの敵なんだなっていうのを再認識した!
大人を信じちゃダメ!!