恥ずかしくないのかしら?

今日はあったかだった〜!
冬の低温のMAXがこのくらいだったら、あたしは一年中ダイエットに励めるだろう。
ていうか、昨日寒すぎ。
冬の雨や雷はまだ許そう。冬の寒さそのものがどうしても許せない!!
ほんと、昨日は寒くて居間から出られなかった…。
暖房きかせてる室内なのにパーカーのフード被って丸まってたよ…。
ついにコタツにする決心をしました。


先週の日曜日の話は、大切に書きたいので、また後日…。


週末はなかなか忙しかったよ。
金曜日はイベント『MUSIC POSTCARD』に行って来ました。
その前にお友達とお食事。
何と!思いがけずステキなクリスマスプレゼントをいただいちゃいました!!
食事をオーダーして、手洗い・うがいをしに(ノロウィルスこわいもん)お手洗いへ立ち、戻ってきたら
テーブルの上にちょこんとプレゼントが!!
ほんと突然で、すっっっごい嬉しかった〜!
これこそ『予想外』ですっば!
ほんと嬉しかった!ありがとうございました!!
そしてイベントへ。
久しぶりのお友達とたくさん会えたよ。色んな人と楽しくお話できました!
そして翌日はお友達がDJするというクリスマスパーティへ。
どうしよっかな…って思っていたところ、お友達から連絡をいただいたので同行させていただくことになりました。
何かいつもと違う雰囲気で(笑)楽しかったです!


月曜日は、ついに!念願の『ダリ回顧展』に行って来ました!!
あたしが中学のときに美術の教科書で衝撃を受けた画が3つある。(高校のときは美術の授業無かった。)
ひとつは、誰のか忘れちゃったんだけど、白いパンツをはいた人がプールの底に沈んでるみたいな画。
(未だに誰の画だか思い出せません。アメリカのドライで写実なモダンアートっぽい雰囲気だったなあ。)
もうひとつは、アンドリュー・ワイエスの『クリスティナの世界』。
これはほんと衝撃でしたよ!とにかく画が上手いと思った(笑)。それとどこまでも続く想像力と完全なる世界観、
そして完璧な構図。
もっっのすごいセンスだなと思った。ワイエスの話はまた…。
そしてもうひとつは、サルバドール・ダリの『記憶の固執(柔らかい時計)』だ。
何なんだこの世界は。
ぐんにゃりした時計とアザラシの死体みたいな変な動物、それに相まったような固そうな崖の背景。
おかしい!でも画は上手い(笑)。
その頃から、頭の片隅にこびりついて離れなかったダリ。
そんなダリの画がこの目で観られる!
この展覧会の情報を知ってから、ずーっと行きたくて仕方ありませんでした。
会期も終わっちゃいそうだし、行くならこの日しかない!と思って、クリスマスの日(25日)に行ってきました。
入場制限してました。すごい人気ですよ!
チケットを買って、入るまでに20分くらい待ったかなあ。
画を鑑賞する、っていうより、人の間をぬって観る、って感じでした。
人で疲れたって感じ。
やっぱりダリらしいっていうか、そういうタッチの画は人気があって、なかなか人が離れなかったです。
『記憶の固執の崩壊』はちょうど人が離れてすっきりしたところだったのでよく観られたのですが、
意外と小さな作品だなって思いました。
でも嬉しいくらいぐんにゃ〜りしてました。「リュウグウノツカイ」っぽいサカナも気になる…。
あと、大きな宗教画みたいなのもあって、すっっごく綺麗でした。こういうのも描くんだねー。
ていうか、画家の人に向かって言うのはほんと失礼なんだけど、画が上手いですよ!
こういう世界観の人って前衛っぽいタッチにはしりがちなのでは?ってあたしは思うんだけど、ちゃんと
描いているものを『カタチ』にして、おかしな世界を『固形化』『物質化』しているのがすごいと思う。
あたしはほんと失礼な人なので、前衛とかのいわゆる「何が描いてあるのだかわからない」みたいな作品を描く
人は、自分が写実で描けないからそういうことにしておくだけなんじゃないの?って思っていて。
まあ人それぞれでとらえ方とかは違ってくるけど、あたしにはそういう作品はただ無駄にキャンバスに色を
のせているようにしか見えない。
だけど、ダリはそのおかしな世界を『無形』で誤魔化してない。ちゃんと具現化してる。
そういうところも、あたしがダリを好きな理由。
掴みきれないかも知れない自分の中の「何か」を、うやむやにしないできちんと見つめて、形にする。
ちゃんとした世界を画にするのは、描ける人にとっては簡単だと思う。
おかしい世界を決められたサイズの中で、レイアウトし形にしていく事は、これはものすごいセンスと才能が
ないと成せるものではないと思う。
数々の作品を観ていて、キャンパスの表面を境目にして、向こう側はダリの宇宙への入り口のような気がした。
そして、その先は果てしなくどこまでも続いているように思えた。
それと思ったのは、作品の表面が意外とデコボコしてないなっていうことです。
すんごくデコボコしてて、ぼってり厚みのある作品てありますよね。
別にどっちが良いとか悪いとかでは全く無く、画のインパクトの割に表面は案外フラットなんだなーって
ちょっと意外に思いました。
観応えがありました。すごく。


図録を買って、外へ出ると人の列はさらに長蛇に。チケット買うだけで20分は待つんじゃない?ってくらいだった。
時計を見ると3時ちょっと過ぎ。
意外と時間が経ってない。と、いうことは…。
行ける。
あたしは、渋谷のBUNKAMURAミュージアムで開催されている『スーパーエッシャー展』へと向かいました。(つづく)