年が明けてそして

年賀状ありがとうございます!!
昨年のオリンピック頃におばあちゃんが亡くなったので、喪中なので、今年はこちらから出せなかったです。
あ、でもお返事はちゃんと書いています!合わせて季節のご挨拶も出させていただいております。
いましばらくお待ちを…。


年越し、そういえば「笑ってはいけない警察」を見てたら、いつの間にか明けてたな〜。
いい年越しだな!
いつもろくでもない番組で(大概がナイナイ岡村の爆発)年越ししてしまうので、今回はダウンタウンで良かった。
ろっさんはいつものように爆睡。付き合い悪いんだよね〜〜。


今日の書きことは〜『エッシャー展』と『デスパレートな妻たち』とで迷ったのですが、『デスパ』に決定!!
デスパレート(崖っぷち)な妻たち。
初めは「ええ〜、ほんとにおもしろいのかぁ〜?」って思ったんだけど、どこでもかしこでも『SEX and the CITY
の主婦版、『ツインピークス』の現代版って出てて。
『SATC』の方は観た事無いのでなんとも言えないんだけど、過激な内容で人気があるっていうのは聞いてますよ。
ツインピークス』の方は言わずもがな。高校のときにハマりまくりました。今でも好きですよ。
なので、『ツインピークス』っていうキーワードが決め手になりました。
で、『LOST』ほどの初見でのインパクトは無いですが、「スルメ」ですね。
見ていくほどに味が出る。
舞台は郊外の高級住宅地、ウィステリア通りに暮らす主婦達の、まさしく崖っぷちな生活のドラマ。
生ぬるい展開にどっぷり浸かった日本のホームドラマは、危機感を覚えなくてはならない。
はっきり言って、もう中途半端な「イイ話」なんて求めてない。全然。
このくらいのキャラ立ち、展開の速さ、構成の素晴らしさじゃないと全然満足できない。
過激が良しとしてる訳じゃない。
もう日本のエンターテインメント界自体のレベルが低すぎる。
あの程度の演出と構成と脚本で、よくドラマにしようと思うよな、って感じ。映画も然り。
で、突然ですが、あたしの好きな登場人物です!!


5位(最下位)・スーザン:最悪!優柔不断にも程がある!こんな友人が居たらこっちがイライラして爆発しそう!
   おまけに日本語版の声を充ててる萬田久子が最低!下手過ぎる!他のブログやサイトを見ても同じような意見
   の人ばかりだよ。スーザン、萬田久子石原真理子…今後もワンレン女には要注意だ。
4位・ブリー:完璧主婦のブリー。料理も家事も完璧。でもそういうのウザいだろうなあ。松居一代もウザそうだ。
   でもブリーは高級住宅街の主婦って感じで小奇麗さんで、ルックスは好きです。
3位・ガブリエル:元モデルで超ワガママ女。典型的な「そーゆー女」って感じで、小気味良い。スタイル抜群で
   カッコイイ!金目当てでダンナと結婚したっていうのも素直で良い。
2位・リネット:大手広告会社の重役(!)という、筋金入りのバリバリのキャリアウーマンだったリネットは、
   妊娠したのをきっかけにすっぱり引退して専業主婦に。その心意気が気に入った!っていうか日本のドラマ
   だとこういう設定って絶対しないでしょ。キャリアを守って結婚しないとか、子どもが生まれても保育所
   預けて仕事は辞めないとか。だって重役だよ!ダンナより高給取りなんだよ。それを蹴って子育てに専念する
   なんてスゴイ!ビバ!アメリカ!!
1位・イーディ:主要キャラではないんだけど、ちょこまか出てきてカナリ良い。ていうか一番カッコイイよ!
   男好きにも程があるけど、スーザンなんかより全然イイ女だと思う。あたしは好きだ!負けるなイーディ!!
   ガブリエル主催のチャリティファッションショーで、下着を着けていないと一見してわかるようなスタイル
   でステージに出て行った心意気が良い!男の評価が全てなのだ。女友達なんか居なくていい!ミニスカスーツ
   で男性を悩殺して回るのだ!!


このような登場人物のほかにも、かなり変わった隣人たち、ジェットコースター並みのストーリー展開。
でもライトでコメディなだけじゃない。すっごい絶妙なバランスでストーリーは進んでゆくのです。
笑える罠も、結果は笑えないとか、ライトとダークの微妙なラインをすーーっと進んでゆくのです。
すごいです。日本のじゃこういうドラマは絶対見られない。
脚本も演出も素晴らしい!
特に育児ノイローゼになったリネット(4人も子どもが居ればノイローゼにもなるよね…)が見た夢のシーンは、
ほんとに素晴らしい!!
ドラマの冒頭で銃で頭を撃って自殺した主婦友達、メアリー・アリスが出てきてその自分を撃った手の中の銃を
愛おしそうに見つめた後、リネットに渡し、リネットはその銃口を自分の頭に向け、引き金に指をかける…。
そのシーンがほんとにすごくて、メアリー・アリスがほんとに神々しくて優しそうで、手の中の銃に対しても何か
小動物でも可愛がるかのような感じで。
しかもバックにはソフトロックっぽい曲。そのあまりにもダークなシーンとは裏腹に、ポップで平和な曲の組合せ
がもう何とも言えないんですよね。
こんな信じられないくらいの演出、映画でもめったに観られるもんじゃありませんよ!
ちなみにシーズン1の第8話「罪の段階」でのシーンです。
シーズン2はこないだまでNHKのBSでやってたみたいなんだけど、まだDVDで出てないんだよね…。
シーズン1、かなり気がかりな終わり方だったので、シーズン2もすごく楽しみです!