Voynich Manuscript
あたしには、短いスパンでのマイブームが次から次へとやってきます。
ちょっと前だと『サブリミナル』とか『アラバマ』とか。
身近なお友達は、「そういえばあの時すごい騒いでたよね〜」みたいに思うことが多々あると思います…。
それは、1日で終わるときもあるし、何日か続くときもあります。
初めはわーーっと浮上しているけど、何日かすると落ち着いてきて、気にしてはいるけどそこまでじゃなくなる、
で、また新しいのがわーーーっと出てくる、っていうパターンもありますね。
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これを音楽に例えると、ギターソロがベースラインに変化→ベースラインはそのままで加えて派手なギタープレイ
みたいな感じ…ってわかるかな?
ま、そんな感じであたしの毎日は結構変化があっておもしろくて、世の中ってほんとふしぎでおもしろい!って
思いながら生きているのだけど、
今日のマイブームはズバリ
『ヴォイニッチ手稿』です!!
簡単に説明しますと、
・ヴォイニッチっていうアメリカの古書収集家が1912年、イタリアのお寺でふしぎな書物を発見し、
そのあまりの異常さにすぐさま購入しました。
・その書物は、見たこともない文字(のようなもの)と絵(実際には存在しない植物や難解な幾何学模様
などを含む)で構成されています。
・文字は読めないので絵から推測すると、どうやら天文学、生物学、宇宙学、薬学等で構成されている
ようです。
・文字と絵は、もしかしたら何ら関係がないのかも?とも言われています。
・世界中の古文書学者、暗号学者、歴史家、言語学者、哲学者、天文学者等が、解読にあたっていますが
発見から90年近く経っている今でも、未だに『読まれていない書物』と言われています。
・特にアメリカでは1944年に公的に各界の専門家がワシントンに集められ、この書物の解読に尽力したそう。
そのメンバーの中には、かの『紫暗号』(日本←外務省?の最高機密を扱う際使用された暗号)を破った、
著名な暗号学者も含まれていたそうです。
・全くの出鱈目なのかというと、そうでもなく、ある種の規則性も発見されているとの事です。
なので、著者はおそらく暗号学とか、そういうものに精通している人かも知れないそうです。
・裸の女性の絵も描かれていますが、それは女性の服装・装飾を描かないことにより、その時代を
特定させなくさせる意図もあるのではないか?とも言われています。
(しかし、書物に使われた羊皮紙とインクの成分から、13世紀後半頃のものとされています。)
・現在も矛盾の無い解読法はみつかっておらず、『世界で最も難解な書物』として存在しています。
こんな感じです。
どう?どう?
超ふしぎじゃない?
何よこれ!!
あたし、こういうのほんとだいすきなんでもう興味津々なんだよね!
『ヴォイニッチ手稿』で検索していただければ、そのふしぎな文字とか絵とか見ることができますよ。
あたしの興味の方向性とすれば『鼻行類』(鼻で歩く哺乳類がいたそうな…)と近いものがあるのですけど、
もうこういう「何だかわからないもの」がいちばんおもしろい!!
『ヴォイニッチ手稿』も、詳しく知ろうとすると言語学とか暗号学とかのすごく難しい話になってくるし、
『鼻行類』の本も生物学の専門用語とかバンバン出てきて「うあ〜…」ってなるんだけど、そこであきらめちゃ
ダメなんだよ!
難しくても、とにかく読む!
それがあたしのポリシーというか、もう根性ですよね…。
「知りたい!」って思ったらやめちゃダメなんだ。
『ヴォイニッチ手稿』で、心当たりのある系譜(個人的なんだけど)が浮かび上がってきて、
「…そういうことだったのか〜」って思いました。
軽く書いときます。(携帯だと見にくいかも知れません。スミマセン…)
『ヴォイニッチ手稿』―『ネクロモニコン』*1
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『クトゥルー神話』*2―『インスマスを覆う影』*3―佐野四郎*4―◎
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『崖の上のポニョ』*5 映画『20世紀少年』
『ヴォイニッチ手稿』のことを読んでいたら、ラヴクラフト(読んだことないけど)の名前が出てきて、
こう来たか〜!と思わずにはいられませんでした。
ほんとに…どこでどう繋がっているんだか…これだから人生やめられないよね!