Ne me blamez pas …

職場では、至って普通に振舞っています。
(こんな精神状態だからって、仏頂面なんか絶対しない。)
昔から、プライベートは職場に持ちこまない、また逆も然り。
社会人として当然のことだから。


今日、支店長がとてもおもしろいことを言ったので、けたけたと笑った。
そうしたら、何だか、すうーっとした。


笑ったからじゃない。
そもそも、そんなんで解決できるようなことじゃないし。
笑う前と笑った後のあたしは、違ったものになっていました。
ふしぎなんだけど。


うつというのではないです。だから、お薬は必要ない。
いつも感じてるひとりぼっち感は、あたしにとっての「命題」のようなもの。
常に目の前に突きつけられ、あたしを切り裂くもの。
解決しない限り、こういう波がかならずまたやってくる。


あたしだけが大変なんだ不幸なんだなんて、思っていません。
同じように、みんなお気楽でいいななんてのも、思っていません。
誰もが、何かを背負ってる。
もしお気楽に見える人がいるなら、それはその人が意図的にそう見せているのだと思う。
みんなつらい。


でも、あなた方があたしのつらさをわからないように、あたしもあなた方のつらさはわからない。
「つらいんだろうなあ」としか、あたしはわからない。


先日はもう二度と書かないことを書いたけど、これは前にも何度か書いたこと。
『人はお互いを100%理解することは絶対に出来ない。
でも、どうにかして理解しようと努力する、それが人間の素晴らしいところだ。』
ということば。


あたしが人とのつながりのことを考えたとき、軸にする考え方です。
あたしには人のこころがわからない。
でも、だからと言ってそこで放棄してしまってはお終いだと思う。
最後には結局わからなくても、あたしは知りたい。
その人がどんなことを今まで経験し、今どんなことを考えているかを。
あたしに向けて話してくれていることは、耳を傾ける。必ず。
興味のない事でも、難しい話でも。
うわの空なんて失礼なこと、絶対にしちゃダメなんだ。
あたしは、あたしが経験し得ない事、知り得ない話をしてくれるあたし以外の全ての人の話を聞きたい。


完全にわかりあえなくてもいいんだ。
100%わかろうとするから、相手を押さえ込んだり、追い込んだり、支配したりしようとしてしまう。
自分のことだって100%は理解してないじゃない?
わかりあおうと歩み寄る、そんな人間の姿を、あたしは愛したいです。