もう言わないこと。


今朝、お友達からメールがきました。
虹が出てるよ!っていう画像つきのメール。
朝から虹ってすごい!いいなぁ。あたしも見たかったなぁ。



「悪い人ではないんだけどね〜…。」
っていうことは、もう言わないようにしようと思います。


時おり会話で使っていた言葉です。
何かもう『最後の切り札』的な言葉ですよね…。
あたしは性善説の人なので、本当に性根が悪い人はいないと思っています。
だから「悪い人ではない」っていうのは当たり前のことなんですよね…。


逆に言うと「悪い人ではない」っていうのを取り除いてしまったら、その人には何も残らないことになる。
それはさすがにあんまりだと思う。


昔の人は、イジワルだったり、荒れてる人がいると、オナカの中にいる『虫』がそうさせてると思っていた
っていうのをどこかで読んだ気がします。
(赤ちゃんの『疳の虫』みたいなものかな。)
虫の所為なのだから、その人は悪くない、許してあげようよみたいな。


あたしは、ふしぎなんだけど何だかそういう心持ちになってきているみたいです。
もちろん「許してあげよう」とかそういう、上からの態度は無いですけど。
『虫』の所為だよね、仕方ないよね、みたいな感じです。
まあ、あんまり他の人にまで被害が及ぶようなときは、スバッと言ったほうが良いのかも知れないですけれどね。


あたしはというと、あたし自身の感情が高ぶってしまいそうなときは、最近は
「人形のようになる。」
と心で読むと、すーっと収まります。
可愛らしくて、従順な人はあたしの憧れです。
モーツァルトの「じゃじゃ馬ならし」に出てくるみたいな、はねっ返り娘はもうやめる。
きちんとものが言えて、優しいおねえさんになりたいです。



お友達から借りた本がとてもおもしろい!!
あたしは文章を噛み砕くように読む人なので、読むスピードは遅いのです。
あと、気に入った言い回しを何度も読み直したりもするし…。
今は半分くらいだけど、毎日こつこつ。続きが本当に楽しみ!