映画がおしえてくれる事


あたしは映画がだいすきなんです。理由はわかりません。
多分「知りたい!」に通じてるんだと思うけど…。


あたしの映画好きは中学生の頃から。
『1日2本』をノルマに、映画を観てた。
理由は、
「勉強ができる大人より、映画をたくさん知ってる方が素敵な大人に違いない」と思い込んでいたから。
なので、勉強は全然せずに、映画ばかり観てた。


観られる日は3本観ました。
映画はテレビで観ていました。
方法は、深夜に放送している映画を録画しまくる→観まくる。
途中から、ビデオデッキをもう1台買ってもらって、片っ端から録りまくった。
中学生の頃は結構規制が緩くて、夜の9時台に『エマニュエル夫人』やってたり、夜中もイタリアの
B級エロ映画(本っ当〜〜にくだらなかった…)とかやってて、かなりおもしろかった!
そんな生活が、高校を卒業するまで続きました。


そんなだから、おもしろいのや素晴らしい映画ももちろんでしたが、ゴミみたいな映画も山ほど観ました。
あたしは「観始めた映画はお終いまで観る」と決めていましたので、そういう映画もきちんと最後まで観ました。


こういう経験をして良かったと思うことは、ゴミみたいな映画も観たことです。
嗅覚が鋭くなったというか、「『あたしが』おもしろいと思う」映画はだいたい雰囲気でわかるようになりました。
失敗は、少ない。
良いもの、ダメなもの、両方知ってないと、そもそも取捨選択ができない。


これは映画だけに限らない。
「よいもの」だけをみて感覚を磨く方法もありますが、世の中そんなにきれいなモノばかり並んでるわけじゃ
ないから。


良いもの、そうでもないもの。
両方みて、おもしろい世界。
それにゴミみたいな映画なんて、今じゃそうそう観られない。
観られないっていうか、そもそも選択しないからね!
それでもたまには遭遇します。そんな映画。
そんなときは「失敗した〜!」って素直に認める!
「折角観たのにぃ〜…いや、おもしろかったはずだ!」なんてのは愚の骨頂。


↑この現象は「映画を映画館で観ると『おもしろかった!』と思い込んでしまう症候群」
に通じるものがあると思う…。
↑このことはまたあとで…。