ひと


国母選手のこと。
「あーもー何なのこのDQNは。」
とか思っていました。
けど、競技をみて、出場停止にしなくて良かったんだなあと思いました。


そう思ったのは、橋本さん(選手会長?)と国母選手のお母さんのインタヴューを聞いたとき。
橋本さんは「滑らせて良かった。」って言ってた。
お母さんは、はじめに「ちゃんとさせます。」みたいなことを言って、「私は満足しています。」
って言ってた。
それを聞いてあたしは「ああ、良かったなあ」って心から思った。


国母選手の色んな話を見聞きします。
それこそ、下世話な話まで。


最近は色々と考えたりするんですけど、当たり前のことなんだけど、
ひとは良いところもあるし、良くないなあと思うところもある。
あたしは良くないなあと思っても、そこが他の人には良いところだったり。
色んなことが混じりあって、それでそのひとになってる。


国母選手は良い人ではないのかも知れない。
でも、悪い人でもないよね、きっと。
ただの一面を切り取って、良い人だとか悪い人だとか、あたしはもう決めたくないです。
あたしは今までそういう風に人をみていました。
それで、すききらいをしていました。
それで、勝手にもやもやしてたりしてた。


何度も書きますが、あたしは聖人君子ではないし、それになるつもりもありません。
全員と仲良ししたい、っていうのとも違う…(ウマが合う合わないっていうのもあるので…)。
良いなあと思うところも、良くないなあと思うところも全部その人なのだから
ある一部分だけを見てどうとか思うのは止そう(なるべく…←!!)。
あたしもそうなんだし。
ひとのことを何か思うというのは、すごく私的で主観的な発想なので、なかなか難しいことも
あると思うけど。
「受け入れる」っていうのともまたちょっと違うのだけど、短絡的にひとを見るということは
他の色々を見失うことも多いのだ、と。


国母選手の一連のことで、思ったことです。